T邸、120㎜厚のHGW16Kを充填しています。パラマウントのフルカットサンという商品でこしもあり使い易くとても良いGWだと思い
使用しています。カットしたGWの断面は約130㎜になっています。120㎜厚の壁の中に復元し壁厚にぴったりと施工されます。
丁寧に施工されているGW、電気配線などはすでに施工されていて、ポリエチレンシートを貼ってから専用のコンセント気密部材を取付、
室内側に引き込まれます。コンセントボックスの小さな穴からも湿気は壁内に侵入していきます。220㎜になる壁厚、壁の表面温度も
ほぼ室温と同じくらいになるので冷輻射もほとんど感じません。ちなみに外気温-5℃で室温20℃内外温度差が25℃の場合、
充填断熱120㎜だけの時には19.17℃の表面温度(ボード、仕上げ材は考慮していません)になり、付加断熱220㎜の時には、19.54℃
の壁表面温度になります。0.37℃の温度差が体感温度に差が出ていきます。
躯体の高断熱化、あとではできません。