2020.4.13

森のアトリエ

軽井沢の隣、御代田町静かな森の中で工事をしています。

今年は暖冬で1月末に上棟後雪はほとんど降らず工事も順調に進み仕上げ工事に入っています。

4月に入り雪が降る何かおかしな春です。

設計は今回が初めてのコラボになる笠掛さん(笠掛伸建築設計事務所)。

1月30に上棟、1月とは思えない暖かな建前日和の1日でした。

小屋組みを施工中、登り梁が910㎜ピッチで入ります。

 

オークのフローリング、わざと凸凹になっている珍しい仕上げ形状です。

溝には建具のVレールが入り間仕切り用の木建具がこの上を走ります。建具もオーク材なんです。

 

間仕切り用建具の上側、4㎜のミゾここに建具の上部レールが入ります。

どんな納まりか想像してみてください。

 

オリジナルのキッチン、上信木工さんの作業場で組み立て、これから現場に向かい設置します。

 

キッチンの前が全て窓、この天板の仕上げは薄塗のモルタル仕上げになります。

どんな仕上がりになるか楽しみです。

 

タイル仕上げの浴室、大きな窓からはよく見える敷地内の木々、緑を見ながら気持ちよく入浴。

ユニットバスが多い現在ですが、このようにタイル貼りの浴室も捨てがたいものがあります。

浴室で使用できるタイルの種類もどんどん減っているのが現状なんです。

 

モルタル下地にタイルをこのように張ります。途中経過を見ることはできませんがこのように張ります。

タイルを全面に貼り終えた後に、目地を仕上げます。

 

外壁はガルバリウム鋼板と杉板の羽目板貼りの仕上げ、屋根材と同じ鋼板なので耐久性は文句なしと言ったところか。

いつもお願いしている屋根屋西山さんの施工、きれいで丁寧な職人の仕事です。

 

コーナー部分も1枚の板を折り曲げての施工なっています。

大変ですが綺麗な仕上げですね。