軽井沢Q1住宅N邸、基礎工事が進行中です。
今回は耐圧盤下部に200㎜の断熱材を敷き込む弊社では初の構造になります。
掘削後に砕石を敷き、まんべんなく転圧をして強い
地盤をつくります。
軽井沢では凍結深度が800㎜になるので砕石面が
GLマイナス800㎜という事になります。
関東平野では考えられませんが、それだけ寒いと
いう事ですね。
ポリエチレンシート0.2㎜を2枚重ねに敷き
断熱材1層目を施工中。
断熱材は100㎜のものを約100枚使います。
地下水が浅いことが分かり200㎜の断熱材は
効果有と考えます。
2枚重ね施工後、断熱材のない部分は一部分にある
地中梁、このくぼみには鉄筋とコンクリートが入り
梁を形成します。
細かく鉄筋が施工されたところ、今回はダブル配筋
になり見るからに安心感がある。
コンクリート打設前に設備配管用のスリーブを入れ
ておきます。事前に入れておくことで後で穴をあけ
鉄筋を切ってしまうことがなく安心。
基礎配筋が終わると配筋検査。
日本ERIの検査員の方に来ていただきました。
図面とおりに配筋されている事、かぶり厚、そ
の他ヒアリングでチェックしていきます。
翌日にコンクリートを打設。
今回、初採用の防蟻処理、タームガード土壌外周処
理、5年間の防蟻保証が付きます。
オレンジ色の布の中に孔の空いたパイプが入ってお
りその孔から薬剤がでてくる仕組み、布に含まれた
薬剤が土壌に浸透していきシロアリをブロックする
という事、軽井沢でもシロアリは生息していると聞
きます。100%安全とは言えませんがそれに近い
といえます。